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Canon キャノネットQL17


QL機構の追加

セレンから水銀電池の時代へ
初代キャノネットから4年後の発売である。QL機構が組み込まれている。そのせいかキャノネットSに比べると幾分重く感じる。僕の持っているQL17はジャンクの組み合わせでニコイチであるが、驚いた事に上下のカバ−はプラスチックである。上のカバ−はとにかく、下のカバ−までプラスチックというのはどうかと思う。もっとも僕のは下だけ金属製に改造したのだが。
このころになると洗練されてきて、初代に比べると使いやすいカメラに仕上がっている。

みのかんのキャノネット
このカメラもジャンクだった。メ−タ−が死んでいたので、他のキャノネットのメ−タ−を組み込もうとしたが、これが難しくて、結局ダイキャストごと交換した。ただしレンズブロックはそっくりオリジナルを使った。このころのキャノネットはフランジバックが同じなのでその点はブロックごとの交換ができて便利である。
このカメラを使ったのは2回くらいである。こういうカメラを使うとどうしてもモノクロであり、コンポラ写真風になる。ただ単にジャンクが直ったということだけでうれしくて撮影しているので作品というものが生まれない。それが残念であるが、作品は作品、ジャンク修理はまた別と最近は割り切っている。

 

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